釧路市タンチョウ鶴愛護会は昭和40年に阿寒町タンチョウ鶴愛護会として設立して以来、今日まで長年に亘り保護活動の歩みを続けてきました。
これまでにタンチョウの給餌活動をはじめ飛来地やねぐらの監視活動、丹頂鶴音頭の普及、タンチョウ愛護発祥の碑の建立、ツルに関する資料の発行などタンチョウの保護や保護思想の啓発活動を幅広く行ってきました。
おかげで今日、タンチョウの営巣地である湿原の環境が年々悪化するなかでも、この阿寒には毎年およそ200羽が越冬する一大鶴の楽園となり、全国から訪れる多くの人々に優雅な舞を見せてくれています。
このように、タンチョウが飛び交う平和な強度をこのまま次の世代に引き継ぎ、人とツルが共存できる環境を保全していく努力が今私たちに求められています。