令和元年度の定期総会

釧路市タンチョウ鶴愛護会 会長 吉田 守人

全国の会員皆様におかれましては、ご健勝のことと拝察申し上げます。

当会に対しまして、会費のみならず多くのご寄付も賜っておりますことに厚く御礼申し上げます。

令和元年度の定期総会が終了し事業がスタートしました。

先日、苗畑で育てている広葉樹の下草刈りを終了したところでございます。

また、応募数が毎年増えております、1月1日午後1時にタンチョウの里に何羽飛来しているかを予想していただく「鶴クイズ」や幼稚園児・小学校児童にタンチョウを描いていただく「イラスト展」も好評で継続して参ります。

さらには、タンチョウの里千年祭での結婚式や全国の「鶴」銘柄のお酒を集めての「鶴酒をたしなむ会」も大好評につき継続してゆきたいと考えております。

愛護会のホームページで配信しているライブカメラは、位置を移設してより良い映像を配信して参ります。

観察センターからのカメラはセンターの暖房用のボイラーが故障してガラスが曇り、見づらいことから釧路市に要望書を提出しましたが、予算上の問題で即解決はできないようなので工夫して配信いたします。

また、ビオトープの地下水をくみ上げていた水は、井戸が浅く出なくなり、小川からポンプアップしていたら池の水位が上がったためタンチョウが寄ってくるようになりましたが十分でなく、ポンプの大型化か、本格的な地下水のくみ上げのためボーリングが必要ですがの予算化が難しいとのことであります。

本年も、まもなく環境省による給餌の検討会が行われますが、コーンの給餌量はさらに減らされるようです。

タンチョウにとって居心地の良い環境作りにつとめます。

地道な活動となりますが、タンチョウを愛しタンチョウに愛される地域づくりに頑張って参りますのでご支援のほどよろしくお願い申し上げます。